何時も確かめてる。
まず、地面に視線を落とすんだ。
ちゃんと踏み固められた場所かどうか。
でも、足元は何時も安定してない気がするな…。
そして、自分が歩いて来た道を振り返る。
間違ってない。
ま、間違ってても、こればっかりはどうしようもない。
引き返せないもんね。
んで、今立ってる場所を確認する。
ここに居て、いいのかどうかを。
生温い温度に甘える事のない様に。
ここはしびやに。
ここに居たいか、ではなく。
居ていいのか。居るべき場所なのかどうかを。
そして、最後に僕は、何時も鏡の前に立って自分自身を確認するんだ。
今、どんな眼をしてる?
どんな顔つきか?
あまえ、おごり、うそ、ひ。
それらのモノがないか。
あれば、拭い去らなければいけないんだよ。
何時も、鏡に写る僕は、僕に何か言ってくれてる様だ。
時には怒られ、励まされ。
そうやって自分を奮い起たせてきた。
でも、今鏡に写る私は。
ただ悲しそうに笑うんだ。
そして、頑張れよ。って言う。
おいっ!もっとなんか言ってくれよっ!?
助けてくれ。って思う。
でも、それは何時も正しいんだ。
過去にもあったな。
今と同じ。
鏡の中の私は、悲しい笑顔で只一言。
『頑張れよ』
本当に正しい。
ここで頑張り抜ける、強い精神力。
強い想いを持った奴だけが生き残れるんだ。
弱い奴には、夢は叶えられないし、成功は訪れない。
だから僕は、鏡の私に向かって言う。
「分かったよ、頑張るね」って。
ただ、俺の人生であと何回これがくるんだ~!?
マジでしんどいんだよ。これがきた時は。
できればこれが、最後であります様に…。
Hiroki
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