言葉って、とても責任があって。凄く重たいモノだと思う。
でも、時には空気の様にかるく。何の意味も無いものです。ただ、誰かが発した…。
僕は、あの人に何千回「好き」と言っただろう?
何百回「大好き、愛してる」と「結婚しよう」を言っただろう?
こんな簡潔な言葉だけじゃない。
僕には君が必要なんだ。と
君じゃなくてはいけないんだ。と
他の女なんて要らないっ!
君が居れば何でも出来るんだよ。頑張れる。
ただ、側に居てくれれば。ただ、愛してくれれば。
大袈裟じゃなく、本当に何百回、何千回も繰り返した。
彼女だって馬鹿ではないんです。
伝わってるでしょう。
そう。伝わってるんです。
でも、私の気持ちだけ。
ある程度の、本当に本気なんだな。ぐらいしか伝わってない。そう感じる。
でも、それで良いのかも。
僕は、あの人に恋をして、いろいろ学んだし。いろいろ思い出しました。
そうなんだよ。
僕の気持ち。どれぐらいの覚悟か。どれぐらい背負う気でいるのか。
言葉で全部伝われば、それはとても楽だけど。
そんな事は不可能だと。
そう思って音楽を始めたんだと。
誰かに、何かを伝える為に音楽という道を択んだ。
忘れてた。
文学的で、おくゆきがあって、人に何かを考えさせる。
そんな詞が書きたい。
感情の全てが、1音ごとに伝わる。
そんな曲が書きたい。
世界中の人々でなくて良いんだよ。今はね。
今は、あの子に。
ただ「愛してる」を。
『イマジン』の様なラブソングが書きたい。
言葉ではなく。
音楽には、そうゆう力が在ると思う。
音楽で全てを伝える。
そんな音楽人になりたい。
ミュージシャンではなく。
アーティステに。
Hirokiでした。
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