2008年
私は、スタートダッシュにつまづいた…。
いや、完全に転んだね。
2007年も転んだ時があったんだけどね。
プライベートな話だよ。
バンドは順調。
問題は、無い訳ないんだよ。
どんなバンドだって抱えてる。
レディオヘッドだって、オアシスだって、ミューズだってね。
でも、そんな事は当たり前。
全然問題無し。
順調だよ。
ただね、プライベート。
なんなんだっ!?ってね。
去年も中頃にあったんだけど、マジでムカついてね。
空に向かって中指立てたよ。
そんなに俺が嫌いかと。
だってね、俺がすっ転ぶ時ね。俺、全然悪くないんだもん。
納得いかない事ばっか。
今年は、始まったばっかの日に、ついに俺の家には貧乏神と疫病神が同居を始めやがった。
とまで思った。
ま、そんなこんなでイライラもしてたし、もうしんどいな。と思ってたの。
で、たまたま映画を観たんだけど。
そんなかの登場人物が言った台詞が、俺の胸にブッ刺さったんだ。
「ふざけんなっ!自分が楽になる為だけに愚痴るんじゃねえ。居たけりゃ何時までも居ろ。受け入れてやる。」
「カンベンしてくれ。お前何が言いたいんだ?自分だけが苦しいとでも思ってんのか?」
映画の内容が分かんないだろうから、興味があったら観てみて。
g;mtってイギリス映画です。
でまあ。
お、おおお…。とか思ってたら。
この後が強烈だったんだよね。
映画が終わって、他の番組が始まったのよ。
で、その番組ってのが、視覚障害者の人にスポットをあててる回だったんだよね。
ま、初めて観る番組だったんだけど。
で、その回の主役になってるのが。
普通の女の子なんだ。
普通っつうか、ま、だいぶカワイイ女の子。
信じられなかったけど、その女の子は、極度の弱視で、さらに震眼?だっけ。
目が常に激しく揺れてるの。
視界が極端に狭くって、コントラストのハッキリしたモノしか分からない。
強い光しか分からない。
その上揺れてるから視界は定まらない。
分からない。って書いたけど、見えないんだよ。
輪郭は分かる。とかじゃなくて、感じる。くらいなんだって。
障害レベルは全盲と同じ1級らしいんだ。
でも、彼女はだから何?って感じなんだ。
仕事もしようと、視界障害者用の学校に通い。
資格を取ろうとしてるし。
独り暮らしで、ちゃんと料理だってするんだ。
見てたら、コッチがパワーを貰いそうなくらい明るいし。
大変だ。とかしんどい。とか言わないの。
感じさせないの。
で、その女の子が、今度は番組の企画で全盲のオバチャンに会いに行くんだけど。
そのオバチャンが、更にパワフルなんだ。
見えてんじゃねぇの?って思っちゃったもん。
スゲーなって思った。
俺なんて、別になんでもねぇなって。
あまったれのお坊っちゃんだよ。
分かってたんだけどね。
俺なんて、健康が服着て歩いてる様なもんだし。
ハンデなんて、いっこもねぇ。
だから、俺に出来ない事なんて何もない。
頑張って生きなきゃ。って。
でも、なんかあると、やっぱへこみもするんだよ。
解るよ。
このブログ読んでる奴で、俺と同じ。
なんか問題抱えてる奴で、へこんでる奴いたら。
考え直してみて。
全然なんて事ねぇよ。
頑張ろうよ。
…アレ?誰に言ってんだ??
なんか、メッセージみたいになっちゃった…。
ま、いっか。
Hiroki
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