最近みんな名前を明かさないよね。
大丈夫か??
世界でも有数の心配性、ヒロです(笑)
今日は夢をみました。
昨日か一昨日もみたかな?
正直、最近毎日のように見てます。
今日の夢はもう忘れてしまったけど、あんまり良い夢ではなかったなぁ…
前の夢はもっと嫌だったのでその辺を詳しく。。。
しかも小説風に(笑)
「逃亡」
日差しの強い午後だった。
周りは潤いを失った背の高い草むら、そこにのびる1本の茶色い砂利道。
電柱はある程度規則正しく並んではいるのだが、どれもあと一押しで倒れてしまいそうなヤツばかり。
B級映画によく出てきそうな風景だ。
周りの草に負けない程オレの喉は水分を欲していた。
「喉渇かねぇ?」
見りゃわかるだろ。
人の神経を逆なでするのがうまいヤツだ。
名前は忘れたがこいつは友人だ、というコトはわかっていた。
最近世間を騒がしている事件がある。
それはオレらにとっては関係のない話なのだが、金色の目をした者は襲われる、というモノだった。
当然我々の目は黒目なのでたいした問題ではないのだが、なぜこの国で金色の目が襲われるのか?
その現場を見たコトもなかったし、見たという話も聞いてない。
いわゆる都市伝説的なモノでしかないのだが、それにしてはあまりに世間が騒ぎ立てている。
火のないところにはなんとやらだが、現実主義者にとってはこの目で見るまで一片の信頼もない。
「あ、あそこに売ってんじゃね?」
灰色のつまらない建物が30Mほど先に現れた。
入り口には自販機があったので、
これで水分はなんとかなったな。
そう思った瞬間、
我々の後ろに大勢の人が。
彼らの目線はその建物近くにいた男性に向けられていた。
歳のころはほぼ同じ、やや細身の、あまり特徴という程の特徴もない人だったのだが、1つ気になったコトがあった。
目の色が明るい茶色というか金色なのだ。
しかし、不自然なハズなのだが妙に自然で、カラコンというワケではなさそうだというコトを感じる程度の認識しか出来なかった。
いつの間にか後ろにいた人達がその男性の方へ近付いていく。
なぜかみんな猫背で。
男がその人達に気付いたその時には彼は地面に押し倒され、そして…
喰われ始めたのだ。
スプリンクラーから飛び出す水のように鮮血が飛び散り、悲鳴すら聞くコトなく、肉を裂き骨までしゃぶる音が耳に纏わり付く。
突然の恐ろしい光景に目を疑ったが瞬時に理解した。
あの話は本当なのだ、と。
我々はなるべく気付かれないように、足音を忍ばせながら後退りした。
が、餌にありつけなかったハイエナの如く、何人かがこちらを向いた。
いや、我々は大丈夫なハズだ。アレは理由はわからないが金色の目をした者しか襲わないと聞いているから…と
名もわからぬ友人に話しかけて我々は目を見合わせて息を呑んだ。
信じられなかった。
我々の目も黒から茶色を経て今まさに黄金に輝くといわんばかりに変化していったのだ。
ヤツらがまた獲物を狙う視線と姿勢をする。
もはやのんびり後退りしてるヒマはない。
我々は走った。
道の両端に広がる草むらの中へ飛び込んだ。
オレは友人の手を取った。その手はあまりに軽く細い。
まるでマネキン人形の部品みたいに。
いなかった。
彼女の肘から先はなくなっていた。
遠くで微かに聞こえる苦痛の声。
もはや振り返るコトも走り続けるコトも出来ずオレはその場に崩れ落ちた。
ヤツらの空腹は満たされたのだろうか?
それとは関係なしに、この目をした者は喰われてしまうのか?
わかっているのは1つ。
少しでも早くこの場所から離れること、ひたすら逃げるしか生き延びる術はないということ。
~つづく(嘘)~
いや-マジでグロかった…
今度はもっと平和な夢を見たいですな(*ё_ё*)
PR