なんの意味も無いものは沢山あります
なんの意味が無い
それこそがアイデンティティなのかもしれません
俺はいま東京に居て
歌を歌っています
そう
歌
なんて難しいんだろう
初めて歌というものに取り組んだのは小学生
そのときの学校にあったコーラス部
真夏の体育館で蝉の鳴き声に負けないように
歌ってた
歌ってなんだろう?
ただただ楽しかった
初めてバンドやらなんやらに触れたのは
16~17の頃
同級生がギターを弾いてた
自転車に乗って家に遊びに行った
そいつのプレイを観た
たまたま
又遊びに行った
正月
お年玉でギターを買った
バンドってなんだろう?
ジャンルってなんだろう?
東京に出てきて音楽学校に行った
回りはライバルだらけ
っていうか女だらけ
授業はドレミを二週間
正直
飽き飽きした
そんなことが知りたくて
学校に入ったわけじゃない
音楽ってなんだろう?
卒業後
東京の電車にも慣れてきた頃
バンドメンバーを探し始めた
運が悪かったのか
俺が未熟だったのか知らんが
上手くいかない
渡ったバンドは50は下らない
バンドメンバーの関係ってなんだろう?
20代前半
まず歌ありき
北千住という街で
一年間修行のつもりで路上演奏
オリジナルはほとんど歌わず
リクエストのみで歌う
どんな天候でも歌った
冬はホットコーヒーがありがたかった
あいつら どうしてるかな?
その後
Bug to the flame
俺がいたらなかったばっかりに
メンバーの才能を潰してしまう
ごめんと後悔の念強し
いっぱい一緒に頑張ったのにな…
みんなごめん
Lamps
というバンド
正直このバンドがダメなら音楽やめる
って思ってた
実際ランプスが終わって二年間辞めてた
もう
俺の才能は枯れました
って思った
どうしようもない
それしかなかった
ありがとう
始まりはいつも突然で
偶然俺の幼馴染が東京に来た
いきなりだった
全然連絡もとってなくて
でも懐かしいから連絡した
彼は音楽人
少しでもこっちでの繋がりを強めたくて
いろんな奴に紹介した
ある日紹介の為に連れて行ったライブハウスで
歌わされた
二年ぶりにステージに上がった
忘れてた
ステージの上がどんな所か
沢山自分に言い訳して
逃げ道作って
いいカッコして
虚勢張って
そのころ生きてた
でもそれが正しいと思ってた
そんな人生も悪くないって思った
でも
やっぱり逃げれなかった
そんなある日
ヒロキっていうダメベーシストから電話があった
忘れもしない一月二日
「バンドしねぇ?」
その一言に
一も二も無くOKしてた
そしてメンバーが集まった
皐月
ファーストライブが終わった
それまでは続けるかどうか迷ってた
ただ
どっかで歌うことに飢えてたんだと思う
だから続けた
今も歌ってる
人に何かを伝えられる歌い手
それはとても遠いところにあって
どうしたらいいのか正直分からないことだらけ
でも
それを手助けしてくれてる
今のメンバー
LooseLife
ありがとう
別に
何が言いたいわけでもないんだけど
なんか書きたくなったから
そんな特別でもない
自分が居る環境
でも最近思う
自分は生かされてる
とても沢山の人に
感謝の念
届いてほしい
テレパシーがあったらいいな
歌
何を思って歌い
何が在って歌う
俺が在って思い
想いがあるから
皆が居るから歌える
あぁ
相変わらず文章が下手だ
なんかまとまらん
何が言いたいのかも忘れた
そんな感じだけど
読んでくれた人
長いのにありがとう